『お金は「教養」で儲けなさい』稼ぐことに興味がなくても面白い

 

『お金は「教養」で儲けなさい』は、経済の見方、世の中の動きってこう見るんだ!ってわかって面白かったです。

 

稼ぐことに興味がなくても、教養を持っていたら広い視野で物事が見られて価値観が変わりました。

 

こんな人におすすめ

  • 稼ぎたいと思っているけど何から始めたら良いかわからない人
  • 世の中の仕組みを知りたい人
  • 正しいものの見方を知りたい人

この本は、「稼ぎたい人」だけでなく、幅広いものの見方を知りたい人にもおすすめです。

私は、この本を読んで、「こんな視点があったんだ!」と目から鱗が落ちました。

今まで、断片的に取り込んだ知識がつながったような気がします。

経済や経営をかじった人には物足りないと思いますが、今サラリーマンで、これから自分を変えたいなって人には特におすすめです!

著者のプロフィール

1969年宮城生まれ

東北大学工学部卒業

経済評論家

日経PB社に入社後、野村證券グループの投資ファンド会社に転職

独立後は、コンサルティング業務に従事

現在は、様々な媒体で連載を持ち、コメンテーターも務め、個人投資家でもある。

面白いと感じたところ

お金持ちに関する書籍や雑誌などにおいて、「1億円を目指せ」というキーワードが使われているのを見たことがあると思います。キリが良い数字という理由もありますが、1億円というキーワードが多用されていることには、もっと本質的で深い意味があります。1億円というのは、経済的に見た場合、日本人の平均的な年収に近い額を不労所得で得ることができる最低限の金額だったのです。

つまり、投資すれば、平均利回りが3.3%なので、1億円投資すれば年間330万円働かずに手に入れることができるというわけです。

 

私も、よく、1億円!というのは聞いたことがあります。

たしかに、なんでだろう?と思っていましたが、そういうことだったんですね~

私も1億円目指そうかな笑

感想

この本は、

それぞれの観点から”教養”の基礎を解説してくれます。

特に、結局誰が得をするのかということを分かりやすく説明してくれているので、面白かったです。

そういう話しって、経営者は考えるけど、サラリーマンって考えないと思うんですね。

愚痴を言いながら働いて、お金もらって、もの買ったり、旅行行ったり。

お金のことを話すにしても、アクティビティなことが多かったりします。

けど、根本的にお金ってなに?経済ってどういう風にまわってるの?というところまでは考えないですよね。

だけど、サラリーマンこそ、このような教養を身につけたら、自分のやるべきことが見えてくるんじゃないかと思います。

まとめ

お金の教養を身につけることでお金の不安を和らげることができるし、自分は何をすべきかが分かります。

情報強者になるためには、教養が欠かせません。

不安の原因は無知です。

みんなで、教養を身につけて人生をたくましく、したたかに生きていきましょう!

『お金は「教養」で儲けなさい』稼ぐことに興味がなくても面白い

 

『お金は「教養」で儲けなさい』は、経済の見方、世の中の動きってこう見るんだ!ってわかって面白かったです。

 

稼ぐことに興味がなくても、教養を持っていたら広い視野で物事が見られて価値観が変わりました。

 

こんな人におすすめ

  • 稼ぎたいと思っているけど何から始めたら良いかわからない人
  • 世の中の仕組みを知りたい人
  • 正しいものの見方を知りたい人

この本は、「稼ぎたい人」だけでなく、幅広いものの見方を知りたい人にもおすすめです。

私は、この本を読んで、「こんな視点があったんだ!」と目から鱗が落ちました。

今まで、断片的に取り込んだ知識がつながったような気がします。

経済や経営をかじった人には物足りないと思いますが、今サラリーマンで、これから自分を変えたいなって人には特におすすめです!

著者のプロフィール

1969年宮城生まれ

東北大学工学部卒業

経済評論家

日経PB社に入社後、野村證券グループの投資ファンド会社に転職

独立後は、コンサルティング業務に従事

現在は、様々な媒体で連載を持ち、コメンテーターも務め、個人投資家でもある。

面白いと感じたところ

お金持ちに関する書籍や雑誌などにおいて、「1億円を目指せ」というキーワードが使われているのを見たことがあると思います。キリが良い数字という理由もありますが、1億円というキーワードが多用されていることには、もっと本質的で深い意味があります。1億円というのは、経済的に見た場合、日本人の平均的な年収に近い額を不労所得で得ることができる最低限の金額だったのです。

つまり、投資すれば、平均利回りが3.3%なので、1億円投資すれば年間330万円働かずに手に入れることができるというわけです。

 

私も、よく、1億円!というのは聞いたことがあります。

たしかに、なんでだろう?と思っていましたが、そういうことだったんですね~

私も1億円目指そうかな笑

感想

この本は、

それぞれの観点から”教養”の基礎を解説してくれます。

特に、結局誰が得をするのかということを分かりやすく説明してくれているので、面白かったです。

そういう話しって、経営者は考えるけど、サラリーマンって考えないと思うんですね。

愚痴を言いながら働いて、お金もらって、もの買ったり、旅行行ったり。

お金のことを話すにしても、アクティビティなことが多かったりします。

けど、根本的にお金ってなに?経済ってどういう風にまわってるの?というところまでは考えないですよね。

だけど、サラリーマンこそ、このような教養を身につけたら、自分のやるべきことが見えてくるんじゃないかと思います。

まとめ

お金の教養を身につけることでお金の不安を和らげることができるし、自分は何をすべきかが分かります。

情報強者になるためには、教養が欠かせません。

不安の原因は無知です。

みんなで、教養を身につけて人生をたくましく、したたかに生きていきましょう!

『大人の友情』大人のというよりは思春期の友情っぽい

 

引越してきたばかりの私は友達がいなかったので、ついついこの本を手に取ってしまった。

 

古今東西の友情を事例に「大人の友情論」を語っています。

 

しかし、私にとってはそれは思春期特有の友情かなって思いました。

 

正直、期待外れかな。私は”友達”が欲しかったんだ!!笑

 

詳しくは下の感想で書いているので読んでみてください~

 

こんな人におすすめ

  • 海外の友情ってどんなものか知りたい
  • 友情に疲れてしまった
  • 人との付き合い方を知りたい

正直、この本を大人になってから友達をつくる手引きかと思って読み進めたら、がっかりするかも。

そう思って読み進めてしまった私が、解説しておきますね。

 

この本は、欧米に留学していた著者が、日本と欧米の友情の比較や、文学作品の例をだしながら友情とはどんなものか論じていくという本です。

友達付き合いに疲れてしまった人が、友情を客観視するために軽い読み物としても良いです。文章も読みやすいので。

人との付き合い方に困っている人にもためになります。精神分析家として、色んな人の話を聞いている著者の経験には説得力があります。

著者のプロフィール

河合 隼雄

1928年兵庫生まれ

京都大学理学部卒業

1962年スイスのユング研究所留学。日本人初のユング精神分析家の資格を取得。

京都大学教授、国際日本文化研究センター教授を歴任

臨床心理学者、心理療法

心に残ったところ

夏目漱石『こころ』の解釈が「同性愛」ではないかと欧米で解釈されているという部分を読んで、

え!?まじか・・・欧米って腐女子やん・・・

ってちょっと笑えました。

けど、おそらく欧米の男性間のノリと比べると、東洋の男性間のノリって違うのかもしれません。

この本によると”先生”と”K”との距離感が近すぎるということが”同性愛”なのではと疑った理由らしいです。

著者は、”白洲正子さんの著書で中原中也の恋人を小林秀雄が奪ったのも

「男同士の友情というものには、特に芸術家の場合には辛いものがあるように思う」と彼女は言う。

そして、その例として、中原中也の恋人を小林秀雄が奪ったのも、本当は小林さんが中原中也を愛していたからで、その恋人はたまたまそこに居合わせたにすぎまい、と語っている。

”先生”と”K”は知らずのうちに同一視し合っていたという解釈は面白いなと感じました。

感想

『大人の友情』というよりは、青臭い友情の例が多かったなという印象。

大人になると友情は淡白になりますからね。

友情の例が著者の留学時代や青年期、『こころ』や『走れメロス』など思春期の心に響くものばかりじゃないか!笑

私、個人の意見としてはもっと大人の友情の例が欲しかったなと。

著者自身、留学時代友達が出来なかったと冒頭にあるので、著者自身、大人になってから友達がいないのではないか?

 

”友情”という響きはなんとなく気味が悪いですよね。

時には、心強く思う時もあれば、時には自分の身体に絡みついてうっとうしく思う時のある。

私はこの本を読んで、自分のなりの友情の落としどころを見つけようと思いました。

まとめ

結論、この本を読んでも「大人の友情」は分かりません!

だけど、大人の友情は分からないことが分かります!

この本は友情にスポットを当てていますが、根本的に「人付き合いって難しいよな」って思います。

あまり、気負わず人と接するのがいいのかもしれませんね。

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

『君たちはどう生きるか』子供の頃の純真さを思い出せる一冊

 

この本は、子どもの頃の傷つきやすさ、もろさを思い出させてくれる作品です。

 

今はもう子どもの頃のように純粋な目で物事を見られないけど、未知のことに関して心を躍らせるような人になりたいと切に願いました。

 

こんな人におすすめ

  • 仕事が忙しく、日常を振り返る余裕がない人
  • 哲学的な話が好きな人
  • 人生に悩んでいる人

この本は、中学生のコペル君の日常を通して、人生への問いが語られています。

子どもの貧富による差別、いじめや友情。様々な経験からコペル君は成長していきます。

特に、コペル君の友達が上級生に絡まれている時に加勢できなかったことを悔やみ、恥じている場面は心に残りました。

誰しも、子どもの頃に自分の弱さや保身のために立ちすくんでしまった経験はあると思います。

その事件があった翌日、コペル君は熱で学校を休んでしまいます。寝てばかりいると不安が大きくなっていきますよね。コペル君は寝床でずっと落ち込み、泣いて暮らしていました。

そして、どんな結末を迎えたのかは、ぜひご自身で読んでみてください!

著者のプロフィール

1899年生まれ。東京帝国大学文学部哲学科卒業。

編集者、文学者、評論家、翻訳家。

雑誌『世界』初代編集長。

心に残ったところ

英雄とか偉人とか言われている人々のなかで、本当に尊敬が出来るのは、人類の進歩に役立った人だけだ。そして、彼らの非凡な事業のうち、真に値打ちのあるものは、ただこの流れに沿って行われた事業だけだ。

叔父さんがノートにナポレオンの功績とともに、没落していった原因を説明している場面です。

人は、悠久な大河に身を任せるしかないのだと悟りました。

感想

私は、この本を読んで物事を純粋に見ること、自分にとって未知なことに目をそらさず向き合うことを学びました。

子どもは特に問題が起こったらどうしていいかわからなくなります。

大人になると、逃げることも、うやむやにすることもできます。

コペル君やその友達を見ていて、子どものころのことを思い出しました。私も大人になって諦め癖がついてきました。自分はどう生きていくか。それは、子どもだけでなく、ひとりひとりの人生の問いだと思います。

まとめ

この本は、子どものために書かれたものではありますが、大人にも是非読んでいただきたい1冊です。

大人になって忘れてしまった、失くしていった感情を思い出させてくれるからです。

君たちはどう生きるか

つねに人は問われているのではないでしょうか。

『お金の心理』当たり前のことこそ大切だ

 

もっとお金にシビアにならなくては

 

この本を読んでそう実感しました。理由は感想をお読みください!

 

こんな人におすすめ

  • 与沢翼さんのようになりたい人
  • お金のせいで痛い目に遭った人
  • お金の不安を解消したい人
  • お金が貯まらない人

こんな人におすすめの本です!

 

書いてあることはごくごく普通のこと。

 

  1. 欲望は際限がないから”現状で満足すること”
  2. まずは現金としてお金を貯めること
  3. 最初からリスクをとるな
  4. お金持ちになりたいならケチになれ
  5. 真のお金持ちは”作る側”である

ようするに、贅沢しないで稼げということですね。

当たり前のことこそ”真理”だと教えてくれる本です。

 

生活にゆとりが出てくると、身分不相応の生活やリスクのでかすぎる投資をしてしまい、生活が崩壊する人がいます。

 

私のような庶民であっても、お金に余裕ができるとちょっと贅沢したくなります。

 

だけど、与沢氏はそれはナンセンスと言います。

 

地味なことの積み重ねがお金持ちになる秘訣だということを教えてくれる一冊です。

 

 

著者のプロフィール

与沢 翼

1982年生まれ。投資家、実業家。早稲田大学社会学部卒業。在学中から2度の起業をする。「秒速1億円の男」メディアに登場する。2014年にシンガポールへ移住し、結婚。

2016年にドバイへ移る。現在は、個人投資家として活動中。

 

心に残ったところ

「カネ貯めようと思ったらね、花村さん、使わないことだよ。あんたは葬式があれば1万、結婚式がありゃ2万と出すでしょ。そんなもの出していたらカネは残らない。

100万あったって使えば残らない10万しかなくても、使わなければ丸々10万残るんだからね。

あんた、今ポタポタ落ちてくる水の下にコップを置いて、水、貯めているとするわね。あんた、喉が渇いたからって、まだ半分しか貯まらないのに飲んじゃうだろ。これ最低だね。

なみなみといっぱいになるのを待って、それでも飲んじゃダメだよ。いっぱいになって、あふれて、垂れてくるやつ。これを舐める。我慢するの」

マルサの女』の場面です。

お金を作るってことは、ストイックですね・・・

 

確かに凡人は喉が渇けば、カフェで一息とかコンビニでコーヒーを買ってしまったりする。

私も職場の同僚と飲み歩いて毎月金欠になっていた時期がありました・・・

このセリフは、自分に戒めておかねばと思いました。

感想

この本は、酸いも甘いも味わった与沢氏の人生の教訓がつまった一冊です。

この本を読んで、「なんだ、こんなことか」とあきれる人もいるかもしれませんが、私は「よく、お金との正しい向き合い方を教えてくれました!」と感謝でいっぱいです。

人はついつい欲望に流されがちです。

そのたびに、この本を繰り返し読むことで、気持ちを引き締められます。

ぜひ興味ありましたら、読んでみて下さいね。

まとめ

お金にはストイックに、シビアに向き合うことを教えてくれました。

常に、「これは、お金をかけるべきものなのか」自問自答する。そうして向き合っていくなかでお金の本質、自分の勘が養われていくという。

この本を読んだだけでは、自分自身何一つ変わることはありませんが、「これから自分はどうしていくべきか」を教えてくれる本です。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

 

 

『スマホ脳』は親が読むべき必読書

今回は、『スマホ脳』の紹介記事を書いていきます。

 

私は、この本を読み終えた瞬間、ジャージに着替えてジョギングへ出かけた!

 

その理由は、「感想」をお読みください!

 

こんな人におすすめ!

スマホ脳』は未成年の子どもを持つ親におすすめの本です。

この本では、スマホがいかに子どもの脳に良くないかを研究結果と照らし合わせて説明してくれています。

特にSNSは麻薬的依存性があると指摘しており、フェイスブックジャスティン・ローゼンスタインは自らフェイスブックの利用時間を制限し、Appleのスティージョブズは子供にスマホを与えなかったという。

SNSの弊害は

  • 自信を無くさせる
  • 集中力がなくなる
  • 睡眠不足になる
  • うつ病の原因になる

ということでした。

この本では、特に未成年の利用に警鐘を鳴らしており、10~17歳で精神科にかかったり向精神薬をもらったことのある若者の割合がこの10年で倍になったということです。

とはいえ、スマホというのは便利な文明の利器ですよね。

ぜひ、この本を読んで、スマホとの上手い付き合い方を知っていただければと思います。

著者のプロフィール

アンデシュ・ハンセン

1974年生まれ。スウェーデンストックホルム出身。『一流の頭脳』がスウェーデンでベストセラーになり、世界的に人気になった精神科医

名門カロリンスカ医科大学で医学を学び、ストックホルム商科大学でMBAを取得。

 

勉強になった文章

タブレット端末を「学習タブレット」と呼んで2歳児に持たせ、何かを学んでくれると思うのは希望的観測でしかない。

カロリンスカ医科大学付属病院小児科のヒューゴ・ラーゲルクランツ教授は長年、子どもの脳の発達を研究してきた。彼はタブレット端末が発達を助けるというアイディアには批判的で、むしろ小さい子どもの場合は発達が遅れる可能性もあるという。

日本では、これから教育のデジタル化を進めるうえで、タブレットを使った学習を進める動きが出ています。

しかし、これは子どもの教育上良くないのかなと思うようになりました。

たしかに、私も同じ読書をするのでも、タブレットで読むのと、紙で読むのとだと断然紙の方が集中できますし、記憶に残ります。

デジタル化に関してオードリータンも否定的なことを言っていました。

 

toyokeizai.net

感想

私は、この本を読み終えたら、すぐにジャージに着替えてジョギングに出かけました。

ついでにスマホの電源も消して。

身体の不調の対抗策として、運動を上げていました。

”運動が大切”

昔から言われていたことですが、この本を読んでより危機感を感じました。

運動をすることで集中力が上がり、ストレスが軽減される。しかも、どんな運動でも6分程度でも効果があるそうです。6分程度であれば生活の中で取り入れられそうですよね!

集中力の低下、うつや不安感、睡眠障害の原因は、スマホだけが理由ではありません。

しかし、スマホを利用することで失われていることがあるはずです。

 

スマホに限らず、これからどんどんデジタル化が加速していきます。

否が応でもその波に乗っていかなくてはいけない。それなら、上手くデジタルと付き合っていくしかないと思っています。

この本を読めば、デジタル化が人間社会にどのような問題を引き起こしているかがわかってきます。

 

まとめ

この本は、デジタル化が子どもにどのような影響をあたえているか、丁寧な研究、自身の精神科としての経験から書かれています。

ただ、デジタル化の成長が早すぎて、研究が追い付かないほどのようです!

若い子ほど柔軟にデジタル化に順応することができますが、その分弊害も多いです。

私の甥っ子も2歳なのに、母親の真似してタブレットを使っているのを見て驚きました!

まだ、この本を読んだことがなければ、ぜひ一度読んでみてください!