『お金の心理』当たり前のことこそ大切だ
お金の真理読了。
— むっちゃん (@muchan1122) 2022年6月6日
当たり前のことが書いてあるけど、真理というのはいつも“素朴”で“ありふれて”いる。当たり前のことこそ大切だと教えてくれる本だった。
この本は何度も読んで、たまには自分を戒めないといけない。 pic.twitter.com/03uPp0QdMA
もっとお金にシビアにならなくては
この本を読んでそう実感しました。理由は感想をお読みください!
こんな人におすすめ
- 与沢翼さんのようになりたい人
- お金のせいで痛い目に遭った人
- お金の不安を解消したい人
- お金が貯まらない人
こんな人におすすめの本です!
書いてあることはごくごく普通のこと。
- 欲望は際限がないから”現状で満足すること”
- まずは現金としてお金を貯めること
- 最初からリスクをとるな
- お金持ちになりたいならケチになれ
- 真のお金持ちは”作る側”である
ようするに、贅沢しないで稼げということですね。
当たり前のことこそ”真理”だと教えてくれる本です。
生活にゆとりが出てくると、身分不相応の生活やリスクのでかすぎる投資をしてしまい、生活が崩壊する人がいます。
私のような庶民であっても、お金に余裕ができるとちょっと贅沢したくなります。
だけど、与沢氏はそれはナンセンスと言います。
地味なことの積み重ねがお金持ちになる秘訣だということを教えてくれる一冊です。
著者のプロフィール
与沢 翼
1982年生まれ。投資家、実業家。早稲田大学社会学部卒業。在学中から2度の起業をする。「秒速1億円の男」メディアに登場する。2014年にシンガポールへ移住し、結婚。
2016年にドバイへ移る。現在は、個人投資家として活動中。
心に残ったところ
「カネ貯めようと思ったらね、花村さん、使わないことだよ。あんたは葬式があれば1万、結婚式がありゃ2万と出すでしょ。そんなもの出していたらカネは残らない。
100万あったって使えば残らない10万しかなくても、使わなければ丸々10万残るんだからね。
あんた、今ポタポタ落ちてくる水の下にコップを置いて、水、貯めているとするわね。あんた、喉が渇いたからって、まだ半分しか貯まらないのに飲んじゃうだろ。これ最低だね。
なみなみといっぱいになるのを待って、それでも飲んじゃダメだよ。いっぱいになって、あふれて、垂れてくるやつ。これを舐める。我慢するの」
『マルサの女』の場面です。
お金を作るってことは、ストイックですね・・・
確かに凡人は喉が渇けば、カフェで一息とかコンビニでコーヒーを買ってしまったりする。
私も職場の同僚と飲み歩いて毎月金欠になっていた時期がありました・・・
このセリフは、自分に戒めておかねばと思いました。
感想
この本は、酸いも甘いも味わった与沢氏の人生の教訓がつまった一冊です。
この本を読んで、「なんだ、こんなことか」とあきれる人もいるかもしれませんが、私は「よく、お金との正しい向き合い方を教えてくれました!」と感謝でいっぱいです。
人はついつい欲望に流されがちです。
そのたびに、この本を繰り返し読むことで、気持ちを引き締められます。
ぜひ興味ありましたら、読んでみて下さいね。
まとめ
お金にはストイックに、シビアに向き合うことを教えてくれました。
常に、「これは、お金をかけるべきものなのか」自問自答する。そうして向き合っていくなかでお金の本質、自分の勘が養われていくという。
この本を読んだだけでは、自分自身何一つ変わることはありませんが、「これから自分はどうしていくべきか」を教えてくれる本です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!